サンプリング倶楽部 Vol.7 ウガンダ ブギス 感想

ぶんらく さま

 うーん困った。


 ペーパードリップ

 

感想・・以下

「あるものがない。ないものがある」

 自らアピールしてくるような個性ではない。派手さもない。そして余計なものがない。

 むしろスタンダードなのである。ただ、深い奥行きと剛性な力強さがそこにはある。そう感じさせるのはグリセリンのようなコーヒーオイルだ。一粒、豆のまま口に入れて食べてみる。天然のエキスを多量に含んだ匂いは鮮烈だ。飲み干したカップに少しの白湯を注いで口に含むと驚くほどの残香が拡がることでもそれはわかる。

 ミルクとの相性のよさは特筆してよいだろう。少しのミルクと調和して、まさにビターチョコと変化する。

 かつてのカフェタブロー(ブレンド)の要素をこの豆は単一品種にしてすでに備えているようだ。複雑さやふくよかさといったものではなく、どちらかといえば単調だが、しかしこの豆はそれで十分なのである。

 抽出後のコーヒー殻はなおも芳しいプレミアな香気を放つ。

 いよいよ、真打の登場といったところであろうか。

 できればネルで淹れるべし。

コメントいろいろ

店主 前説

しろ豆、くろ豆 さま

酒井 さま

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ぶんらく さま

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