(安心、親切なご注文方法ご案内) 2000、8月

 

国連生豆について

 私が「国連」「国連」と騒いでいる珈琲生豆は、「国連スペシャリティコーヒープロジェクト」による、コーヒーのことです。

 私の珈琲人生が変わってしまった珈琲生豆とは、

  • 国連が高品質コーヒーの生産方法を開発し、発展途上国の経済的自立を促進するプロジェクトです。(何で、国連と珈琲?)
  • 1998年より、アフリカでは「エチオピア」「ウガンダ」「ブルンディ」、アジア・オセアニアは「パプアニューギニア」ラテンアメリカは「ブラジル」を対象国に認定し、市場で評価されるコーヒー(価格と品質のバランス⇒大切!)をどうすれば生産できるかの検討と試作に着手してきたとのことです。
  • テストマーケティングを米国・日本・イタリアで実施して、大きな成果を上げ(拍手、パチパチパチ!)、2000年5月で終了、現在はその後のフォローアップ期間だそうです。(そこで、うちが使い始めたのです、ブルンディは去年から使ってましたが、今回は種類が多くなり過ぎるので、暫らくお休みです、済みません)
  • そして、「プロつぶ」でも云っているように、スペシャリティコーヒーなので、「コーヒーの産地、標高、土壌」「コーヒーの品種(在来種)」「収穫時の完熟度」「精選処理方式、乾燥方式」等優秀な農産物としての条件をクリアーした理想的なコーヒー生豆です。
  • 果物で考えると良く分りますが、蜜柑、梨、葡萄、栗、メロン、、、、なんでも品種によって香りも味わいも違っています。そして、同じものでも熟し具合によっても甘さ、香り、酸味等がはっきり違います。まぁ、そう云うことですね!(私は喫茶の仕事のスタートがフルーツパーラーで、毎日果物を切りまくり、一番美味しいところを食べていた2年間でした、、、余談です)コーヒーも同じで、あとは標高、土壌、精選、乾燥なども勿論関係すると云うことです。
  • その結果の豆がとんでも無く凄い珈琲で、値段も質に比べてずいぶんと安かったのです。当然、販売価格は仕入れにリンクさせて、いままでのうちの値段よりも安くなりました。

 良い時代になりました!


 

無くなってしまった豆の代わりにお薦めする珈琲です。

 今度のメニュー改正で、今までたくさんのお客様から親しまれてきた幾つものコーヒーに、そっと姿をけしてもらいました。どのコーヒーにも新発売の時があり、贔屓にしてくれる常連さんが出来て、私にもそれぞれに思い入れがあったコーヒーばかりです。お客様がついている豆を無くすことは不安でいっぱいでしたが、「とんでも無い豆」の数々が目の前に出てきては躊躇している暇はありません。代わりにお薦めするコーヒーは味わいがそっくりという訳ではありませんが、同じ方向性のタイプのコーヒーをお薦めしています。是非、お試しください。

[深煎り]

  • 深煎りシモサカ ⇒ 深煎りブルボン
  • ブルンディ   ⇒ ウガンダ or 深煎りモロベ
  • カーレ農園   ⇒ ウガンダ or 深煎りモロベ
  • 深煎りマタリ  ⇒ 深煎りデルカゴ

[中煎り]

  • カルモシモサカ ⇒ ブラジルブルボン
  • シグリ農園   ⇒ PNG モロベ
  • カフェパラディ ⇒ カフェサヌア
  • スペシャリテ  ⇒ カフェサヌア
  • キリマンジャロ ⇒ PNG モロベ
  • Wキリマン   ⇒ PNG モロベ
  • モカシダモ   ⇒ エチオピア ブリ
  • モカマタリ   ⇒ モカ デルカゴ
  • Wマタリ    ⇒ モカ デルカゴ

[浅煎り]

  • ソフトコーヒー ⇒ イピランガ農園、カフェヴィータ、PNG モロベ
  • 特上マイルド  ⇒ カフェ コージー
  • アメリカン   ⇒ イピランガ農園