松山 憂美 さま
●ペーパードリップ、粉
ちょっと苦めのチョコレートのような味だと思います。かすかな甘味と、苦味の感じが、、、です。
口に入れた瞬間に感じる苦味がとても若々しいのです。(上手に表現できなくて申し訳ありません!)う〜ん、何に例えるべきか、、、少年から大人に脱皮したての若い男性のような、、、そんな味です。(わかっていただけると嬉しいのですが)
最初の方は後味がさっぱりしていてあまり残らないのですが、かすかに残る苦味によって、甘いお菓子を食べたくなります。思わず、私はいただきもののお菓子を棚から出してしまいました。シナモンがちょっと効いた甘いお菓子ですが、、、うん!とってもこのコーヒーに合っていると思います。(今度、坂本さんも試してみてください! シナモンスパイスがほんのり効いた甘いお菓子と相性がいいですよ)この甘味が欲しくなる、、、というところも、若い男性的な味を物語っている気がするのですが、坂本さんはいかが思いますか?
おまけに、ちょうど一杯飲み干すころになって効いてくる酸味のような後味も、それを後押ししてくれます。甘い恋や少し切ない(=酸っぱい)想いのようなものを連想してしまいます。(私は決してロマンチストではないと思うのですが、空想癖があるのかもしれませんね!)
うん?これが中煎りの特徴なのでしょうか?甘味、酸味、苦味、時間差攻撃で感じることができますよね。中煎りも、なかなかですね!
今まで飲んだ坂本さんのコーヒーと比べると、このシグリ農園はタイプが違う気がいたします。一見、パンチというか個性が弱いように思えるのですが、一杯飲み干す頃になると自然と満足できるものです。
これは男性より女性向きの味ではないでしょうか。他の女性の方の意見を、ぜひ聞きたいものです。
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