「店主 前説」
第2回も好調に皆さんの様々なご感想が届きました。ご協力有難うございます。
今回のシグリに関しては、もっと深煎りを飲みたい方とこの味がお好みの方と分れました。以前にシグリを扱った際は何の躊躇も無く深煎りにして人気コーヒーになっていました。
輸入のルートの管理が悪く2年ほど中断してましたが今回別ルートでの仕入れが出来て、さぁ発売だ!という時に既に深煎りは品揃えがいっぱいでした。無理矢理深煎りに加えてもお客様が急に増える訳でも無く、かと云って他の深煎りはそれぞれにファンの方がいますので減らせません。
しかし、深煎りにすると美味しい!5年前ですと強引に深煎りで発売してたでしょう。私も大人になりました。中煎りには480円で選べる豆が少ないです。でも、中煎りのお客様は深煎りと同じくらいいらっしゃいます。
では、中煎りでうちのお客様に気に入ってもらえる味わいはシグリで出来るだろうか?
それからが焙煎の楽しみになります。出来あがった味は、中庸でおとなしい、穏やかなコーヒーです。ブラジルとは違う、キリマンジャロに似た感じはあるがやはり違う、そんなシグリを気に入ってリピートしてくださる方は女性が多いようです。
毎日の生活のなかででしゃばらず溶け込んでいる、しかしけっして魅力が無い訳ではない、そんな存在がふさわしいコーヒーです。
でも深煎りにした魅力の誘惑は私を捉えて離しません。もう少しお客様が増えてきたら、秋には「深煎りシグリ」を発売したいものです。
では、今回はファッツさんから感想のいろいろをお楽しみください!
|