家庭で楽しむエスプレッソ2005

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去年の9月、10月と家庭向けのエスプレッソについて書いてから早くも4ヶ月が経ってしまいました。その間もエスプレッソ好きの常連さんからメールで色々とご感想を頂いてきました。少しずつみなさんが家庭で楽しんでいるエスプレッソやラテのイメージが見えてきています。

そして、とっても熱心にエスプレッソに取り組んでいるカフェの方と最近縁があって、うちのブレンドをカフェプレスや業務用のエスプレッソマシンで淹れた、詳しいご感想評価を頂きました。自分ひとりでは見えなかった点や印象の違いがとっても参考になります。こんなやりとりで同じ豆を使ったエスプレッソの家庭用と業務用の違いが伝わってきています。

そこへ、待ちに待ったサマンバイア農園が届きました。これから又又進化したサマンバイアを順番にお届けしていきますが・・・まずは《サマンバイア農園ナチュラル》を使って《新しいエスプレッソブレンド》作りをスタートします。

家庭用のエスプレッソマシンでの難しさを一度セッティングが決まっても中々安定しないところに感じていますが、業務用のマシンだとパワーがあるので酸のバランスがとってもシビアになってくることがあると思います。そんなところも意識して《サマンバイア農園ナチュラル》を使ったエスプレッソ用のブレンドをイメージしています。サマンバイア農園のナチュラルコーヒーが持っている甘さやマウスフィールの良さチョコレートっぽい香りの魅力、そしてクリーンさを活かしてなんとか上手にブレンドを作ろうと思ってます。緊張しますね。

僕が感じているスペシャルティーコーヒーのエスプレッソの魅力・・・まず、カップを口に近づけた時の香り、次にクレマ・泡の感触の快感、唇になんとも心地よく、アッと思っていると・・・濃厚なのに柔らかな液体が通り過ぎます、ふた口或はひと口半で思わず飲み干してしまいます。余韻が又良いんですね。穏やかなんだけど、しっかり長く香りと味わいが続きます。決して強く刺激的な味では無いですね。勿論濃さはありますが、柔らかいあじわいと香りの高さが特徴だと思います。そして爽やかな心地よい甘さが余韻となって続くと嬉しいです。

さぁ！どんな魅力のブレンドが作れるでしょうか？今考えている新しいエスプレッソブレンドは5つ候補があります。ブラジルがメインだったり、エチオピアを使ったり・・・それぞれキャラクターが違うタイプなんですが、どれが上手くいくか？楽しみです、ご期待ください。コーヒーも冬から春への切り替え準備で忙しい毎日になりそうです。焙煎して、カッピングして、ブレンドして、カッピングして、新しいブレンドを仕上げて行く、そんな繰り返しです。

では、また・・・。

【何を買ったら良いのか？お勧めは？その他ご質問等お気軽にメールしてください、お待ちしてます。】

《コーヒーはフルーツだ！》

2005年2月20日　坂本・丁寧な暮らし・孝文