プロのつぶやき

    週間コーヒーコラム259

エスプレッソ

4つのエスプレッソブレンド

「家庭で楽しむエスプレッソ」はこちらです。
「家庭で楽しむエスプレッソ2005」はこちらです。
「エスプレッソブレンド、ラテブレンド」はこちらです。

「家庭で楽しむエスプレッソ」から、もうひと月経ってしまいました。千葉は台風がきたり雨が続いたりで、やっと晴れたと思ったらもう肌寒いくらいになってしまいました。おっと、これはいけないと朝イチで気合いを入れてさかもとこーひーの「エスプレッソ向き定番コーヒー」4つを一緒に比べてみました。

前回の「家庭で楽しむエスプレッソ」からも、ブログ日記で少しずつ家庭でのエスプレッソについて書いていますが・・・常連さんからの反響が大きく、色々とエスプレッソでの楽しみや失敗あきらめ等メールしてくれます。今週もある常連さんからのメールにありましたが・・・エスプレッソは最初セッティングが決まる迄上手くいかないだけで、慣れてしまえば結構簡単に他には無いエスプレッソだけの魅力が楽しめるんだと思ってます。まぁ、そういったことで、これから少しずつ《家庭でのエスプレッソの魅力》を楽しめるようにしていきますね、お楽しみに♪(家庭用マシーンでのエスプレッソの詳しい淹れ方は、ブログ日記で順番に書いてます)

今朝、比べたのは『茜ブレンド』『カフェタブロー』『カフェガルーダ』の定番Bセットのコーヒーとうちの裏メニュー『特上フレンチ』の4つです。どれもエスプレッソ向けのコーヒーを聞かれた時にお勧めしているブレンドです。

まず『特上フレンチ』・・・インドネシアを使った深煎りブレンド。インドネシアのスパイシーなフレーバーとボリュームのあるボディ感が押し寄せてきました。そして、その印象のままに余韻へとつながりました。甘さは隠し味的で、エスプレッソのオーソドックスな量感が楽しめますね。苦い感じはあまり感じないと思います、それよりもボリューム感が印象的だと思います。

次は『カフェガルーダ』・・・こちらもインドネシアを使ったブレンドですが、ケニアを入れて洗練を狙いました。インドネシアのスパイシーさを活かしながら、きれいで明るい印象になっています。特上フレンチのボリューム感は和らぎますが・・・余韻にケニアの爽やかなフルーツ感が感じられて楽しい味わいだと思います。

そして『茜ブレンド』・・・深・エチオピアモカを使ったさかもとこーひーの人気NO1定番コーヒーです。そして、エスプレッソを家庭で楽しんでいる常連さんの人気NO1コーヒーでもあります。エスプレッソにすると、そのキャラクターがとっても良く感じられるのが分かってきました。ワイニーさがとっても印象的なんです。円い口当たりとワイニーなフレーバーが余韻まで続いて感じられます。エスプレッソで味わうようになって、茜ブレンドの魅力はエスプレッソで一番感じられるのではと思うようになりました。

最後は『カフェタブロー』・・・こちらは深サマンバイア農園を使ったブレンドです。チョコレート感や甘さがこの4つの中で一番感じられます。そして、口当たりの良さもこのカフェタブローの良さですね。誰にでも、親しみやすいと思います。今はブラジルのナチュラル(熟した実を摘んで、実がついたまま干す精選方法。丁寧に作られたナチュラル式は甘さとボディがとっても魅力的です。)を使い切ってしまい、うちに在庫が無いので使えませんが・・・来年はしっかり仕入れて、カフェタブローを進化させたブラジルのエスプレッソブレンドを楽しめるようにしたいと思ってます。『アニバーサリー・2004』はブラジルのナチュラルを使ってエスプレッソを意識したブレンドでしたが・・・もう作れません。でも、アニバーサリー・2004を作ったり飲んだりして、来年のエスプレッソブレンドのイメージが色々と浮かびました。
最後に、今感じている家庭でエスプレッソを上手に淹れるポイントは、まずグラインダー(ミル)ですね。エスプレッソ用に上手く挽けると・・・その後の調整が楽です。上手に挽けないとその後を工夫してもなかなか難しいように感じてます。勿論、大前提として【豆】が大切ですが・・・うちの常連さんは僕と同じ豆ですから条件は一緒ですね。

と、云う事で・・・『特上フレンチ』を定番コーヒーとしてカムバックします。787円/250g(税込み)です。

では、また・・・。

 

【何を買ったら良いのか?お勧めは?その他ご質問等お気軽にメールしてください、お待ちしてます。】

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2004年10月16日 坂本・コーヒーはフルーツだ!・孝文

 

 
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