丁寧な暮らし
まず「チュカラス・コスタリカ」が売り切れましたので・・・同じコスタリカの【エルロブレ・コスタリカ】のご紹介です。
【エルロブレ・コスタリカ】(69キロ×3袋限定)
基本的にチュカラス・コスタリカと同じ印象の親しみやすい、素晴らしいコーヒーです。チュカラスよりもほんの少し深煎りに仕上げました。《とってもきれいな明るい味わいと心地よい甘さ》はそのままに、フレーバーは《チェリーやレッドカラント》と《チョコレート》な感じが魅力的です。チュカラスのキャラクターが《チョコレート》に《オレンジ》な感じでしたから・・・《オレンジ》と《チェリーやレッドカラント》の違いが楽しいと思います。《爽やかな甘さ》をお楽しみください。
945円/250gパック(税込み)
《旬・瞬》カフェCセットは、チュカラス・コスタリカから《エルロブレ・コスタリカ》に代わります。
では、ここからは今日のテーマ《丁寧な暮らし》です。
コーヒー大好きなみなさんなら、当たり前の事なんですが・・・【豆】で買って、淹れる前に【挽く】・・・これがコーヒーの香りを味わいを楽しむ、美味しく淹れる、基本ですよね。どんなに素晴らしいコーヒーでも挽いて時間が経っては、もう台無し、どんどん酸化して不味くなってしまいますね。勿論、均一に粒揃い良く挽ける性能の良いミル(グラインダー)なら申し分無いのですが・・・いくら高性能のミルで挽いても、時間が経ってはもうダメですね。そこで、さかもとこーひーでは、とりあえず手軽なミルでも挽きたてで淹れて欲しいと云っています。そして、多少不揃いであっても充分美味しくなるようなコーヒーをお届けしようとしています。
で、ここ数ヶ月、気がつくと、90%80%を豆でお届けしている日が多いのです。元々、通販専門店ということもあるのでしょうが(わざわざ通販で取り寄せるコーヒー好きのお客様なので、豆で買う方が多いのでしょう)70%前後は豆でお届けしていました。
豆を挽いて、カフェプレスやドリップでコーヒーを淹れる・・・ほんの数分の手間、これがなかなか忙しい日常では難しいんですよね。そこで『あぁ!うちの常連さんたちは、本当に《丁寧な暮らし》をしている方々なんだなぁ〜!!』と今更ながら感じました、励みになります。
僕が喫茶を仕事にしようと思ったのは、そんな決して贅沢でもお金をかけるわけでも無いほんの少しの《丁寧な暮らし》に魅力を感じたからなんだと、思い出しました。最初に修行に入ったフルーツパーラーでは、フレッシュのフルーツをカットしたてでジュースを作ったり、ショートケーキやハンバーグ、ミートソースを手作りしたり、お客様の目の前での丁寧な仕事を憶えました。ちょうど良く熟したフルーツを選んで、カットしたり、ジュースにしたりするのは楽しかったですね。香りも甘さも全然違ってきましたからね。そんなジュースやカットしたフルーツをニコッと笑顔で『あぁ!おいしい♪』なんて云ってもらうととっても嬉しかったことを思い出します。一日中熟したフルーツの香りに包まれていました。そうそう、フルーツのおしりの香りで熟し具合を判断してましたね。
その次は、紅茶の店での修行と独立してからの紅茶を淹れる毎日。ポットを温めて、葉を入れて、グラグラ沸騰しているお湯を注いで、数分待ち軽く混ぜる、そしてこんなに!と思うほどのたっぷりミルクを入れる・・・たったそれだけのこと。家庭でも、紅茶やコーヒーは当然のこととしても、時々はジャムやお菓子、アイスクリームを作ったり・・・出汁もきちんとひいてますし、家庭料理のレベルですが手作りが多いですね。(最近はほとんどぜんぶかみさんが作ってますけどね)勿論、たまにはファーストフードも食べますし、気軽な駄菓子も好きですが・・・。
そんなこんなで、あらためて僕の基本になっているのは《丁寧な暮らし》なんだと気がつきました。しばらく忘れていましたね。ほんの数分の手間をかけた《丁寧な暮らし》をこれからもお届けしていこうと思いました。美味しい不味いもありますが、なんだか気持ちがやすらぐと云いますか、心地よさが静かな快感ですね。
では、また・・・。
【何を買ったら良いのか?お勧めは?その他ご質問等お気軽にメールしてください、お待ちしてます。】
《ニコニコほのぼのワクワクな、
《旬・瞬》珈琲をお届けしています♪》
2004年10月23日 坂本・コーヒーはフルーツだ!・孝文
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