マイアミSCAAリポートその(1)
では、出発から順番に、、、！

　マイアミはひたすら遠かった！　シカゴ経由で１０数時間（もう何時間たったか分かりません、）夕方着いてすぐホテルへ、荷物を置いたらそのまま歓迎レセプションの行われる会場へ向かいました。　いよいよSCAA http://www.scaa.org/ に接触です。

　まず、うろうろと入って行ったところでは、「実践的ゲリラマーケティング」（東急エージェンシー）の著者であるジェイ・レビンソンさんの講演が行われてました。

　僕は数年前に「実践的ゲリラマーケティング」を読んでいたので、ひとり感慨にふけってました。（まさかマイアミビーチでお目にかかれるなんて！）壇上ではレビンソンさんがラフにジーパン姿で熱く語っています。（僕はあの本の内容の充実、ボリューム、そこから学んだ1900年頃からのアメリカにおけるダイレクトマーケティング、ゲリラマーケティングの歴史の長さ、、、、に思いを馳せてました。多分、あおの本に通じることをスペシャルティコーヒーの関係者に伝え、訴えているんでしょう。どこかで通じていたことを感じて、ジ〜ンとひとりしてました。

　健ちゃんは別行動だったので、通訳無しでは話しの内容が分からず、取りあえず興奮して、レセプション会場へ、、、。

　会場は数百人？　僕がひとりひとり数えたら千人は超えてました！　コスタリカのバンドが入り、ムードはラテン、どんどん熱くなります。

　食べて飲んで踊って、あちらこちらで挨拶抱き合い珈琲談義が始まってます。　体育館より広い会場はラッシュアワーの混みようです。　明日からの本番に向けて皆さんにこやかに熱く盛り上がってました。　SCAAの勢いがストレートに出て、これからのコンベンションエデュケーションプログラムセミナー、、、等の充実ぶりや、やる気が伝わってきた前夜祭でした。

　我らがメンバーも揃い、雰囲気に少し馴染みながら、明日からの打ち合わせ、感想、そしてぼーっと（疲れから）してました。

　４月２１日（土）さぁ！　本番です。　いつもメンバーに、ガツ〜ンといくんだよ！！　と気合いを入れている僕ですが、なんといきなりガツ〜ンとかまされました！！

　あさ早くに会場に到着して、まず皆で驚いたことは、会場内に用意されていた無料のコーヒーの旨さ！（コーヒーメーカーで淹れて大きなポット、ディスペンサー、３Ｌ位かな？に入れて、各自注ぐだけです。）オイオイ何だこれ、うめぇ〜！！！　ついでにベーグルもうめぇ〜！（マーマレードもクリームチーズもなかなか美味かった）爽やかで、スッと入っていく。　おかわり！　当たり前に旨いと思えるコーヒーが、当たり前に置いてある。　それが当たり前なのかもしれないが、凄い衝撃だった。（これで毎日の朝食代がかからない） いきなりスペシャルティコーヒーの洗礼です。　素材が違う違う。（日本の自家焙煎店や大手中小ロースターのコマーシャルコーヒー、プレミアムコーヒーと比べて）その雑味の無いクリーンな味コクの豊さ爽やかさ、そこには素直に美味しいコーヒーがあるだけでした。　これを体験しただけでも遠いマイアミまで来た価値があります。

　感動的な光景でした。　コスタリカ？　どれどれ、あれ、うんめえこっちは何？　デカフェって書いてある、ありゃ、うんめえ。　しかし、珈琲うまいねえ。　このシンプルなセリフを500回言いました。　メンバー全員の最初の感激です。（ひたすら違う種類（ストレートもブレンドもデカフェも）飲みましたが、はずれは2、3種類、しかし印象的だったのはコロンビアが良くない。　これは毎日他の機会にも常に感じました。

　と、ここまできたらもうお時間です。　この調子で書いていったら何ヶ月かかることやら、、、。

　でも、毎週？　たまに他の話題をいれながらリポートしていきます。　次は、いよいよ本番に突入です。

最初はセミナー「１８人の成功談」、
そして「世界バリスタ選手権」の予選、これには尾道バグの郷さんが飛び入りで日本、いやいやアジア初の参加者としていきなり出場しました。　ここから又別の物語が始まりました。
そして午後からは、ワークショップを受講しました。
「 Sensory Training 1 : Tasting Kit 」です。

お楽しみに！