週間コーヒーコラム66

20世紀末コーヒー放談(1)

 いよいよ20世紀も終わりに近づきました。

 さっき、去年の「1999、年忘れコーヒー放談」を読み返したらミレミアムなんぞというものにケチをつけてましたが、今年は世紀末なのにメディアではあまり騒がないですね?

 僕はアトムの子世代で、鉄腕アトム、鉄人28号、エイトマン、サイボーグ009、紫電改の鷹、ちかいの魔球、オーカミ少年ケン、おそまつ君、、、もういいか、そんな小学生の時多分10歳位だったと思いますが(うちの次男の年だ)、21世紀はどんな世界になるんだろうと空想してました。少年漫画誌でもそういった特集があったんです。

 はっきり憶えているのは、年を計算して45歳に21世紀になるんだ!ずいぶん先だな〜、なんて思ってました。う〜ん、最近いつも感じることですが、膨大な時間を既に使ってしまったんだな〜!ということ。

 メール仲間の20代30代の珈琲マンと接しているとズシンときます。

 しかし、理想的な情報交換の仲間がネット環境で出来たし、国連珈琲というスペシャリティコーヒーに切り替えたし、お陰様で店前通行量ゼロ 一日の来店がひとりふたりなんて店で土日祭日休み 嫌な豆は使わない夫婦ふたりできままに繁盛できて、来年からは国連コーヒーの産地めぐりも順番にできそうだし、なんとか間に合ったようです。

 えっ?何に間に合ったか?

 21世紀です。

 考えてみれば、まだ45歳、あと20年25年30年は現役で珈琲を焙煎するつもりですから、この業界に入って26年経っていてもまだ半分しか使っていないということです。

 のこり半分を21世紀の世界で、相も変わらずほのぼのワクワク生活をお届けします。

 今日はちょっと二日(三日?)酔いですので、この辺で失礼しましょう。来週は「20世紀末コーヒー放談(2)」今年のさかもとこーひーを振りかえりつつ、皆様に感謝します。

 このHPの更新は今年は来週が最後です。

 
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