レストランの快適
ちょっと前の9月の話しになりますが、印象的なお店に行ってきました。
書きたい書きたいと思っていて忙しさやどう書いたら良いか難しくて10月になってしまいました。
いつものワイン食べ歩き友達であり、当店の大切なアドバイスをしてくれる友人と私のオジさん二人で、表参道近くの「カムシャングリッペ」という仏料理店へ行って来ました。
路地を進んで、小さな入り口を入るととても落ち着いた雰囲気で、コーナーのこれまた落ち着くテーブルに案内されました。(大人の女性に好まれそう)
料理は吃驚させたり、興奮したりするタイプでは無く、全体的にバランスの良いしっかりした味付けで、盛り付けはシンプルながら綺麗で、余計な飾りも無く食べやすく好感が持てます。
ポーションも多すぎず物足りないことも無く、十分な量です。
さて、前菜のカモ砂肝のテリーヌは歯ごたえも心地よく、ころころと大きい砂肝が見事にフレンチにそして前菜としても按配の良い一品に仕上がっていました。テリーヌの下の刻んだ野菜も名脇役で大きなテリーヌを最後まで美味しく頂きました。
次は白菜?の香りがほのかに感じるクリーム風味の野菜スープ、(美味しいけど、野菜が弱かった)
メインでとったのはレストラン紹介サイトでも取り上げられていた、蒲焼風の穴子。(これも美味しいけれど和風のイメージが強く損なイメージ、香りでフレンチのニュアンスを前にだしたら面白そう)
デセールのチョコケーキは普通に美味しい、アイスクリームは幸せ!!
エスプレッソは残さず飲める限界。サービスは地味ながら切っ掛けがあると親しみやすく、赤ワインもお勧めが好みにあってご機嫌、フロマージュがコンデション良く、つい食べたくなってお腹いっぱいになりました。
ありゃりゃ!説明だけで長くなってしまった。
こんな印象のきちんと美味しい快適なお昼で、感動的だったり華やかだったりのお店ではないけれど、凄い満足感がありました。
なんか、良い食事だったなぁ〜と思いながら地下鉄に向かっていると、あぁ、気の合う友人と美味しい料理を食べながら嫌な思いもせずに、ゆっくりたっぷり話しができた快適さだったなぁ〜と納得したのです。
料理が主役にならず、しかし新しいお皿が目の前にくると、その美味しさの感想に話題が移り、次にはまた別の話題へ赴くままに飛んで行き、、、。
ワイン仲間なのでワインの味や香りを楽しみ、料理やチーズとの相性も良く、少しテイスティングの練習もして、、、、。
街場のフレンチが広まって10年20年、お店もお客も成熟してきた快適さを堪能しました。成熟してくると商い的には辛いものもあるんですが、まぁそれはまた別の話しです。
(料理ワインデセールの質のアップはどんどん進んでいるのに、コーヒーの質が、、、。あぁ!これが大きな問題だ。)
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