週間コーヒーコラム51

7年振りの朝

 8月21日(月)は国連豆を全種類焙煎する為に、5時半に起きて早速店に出ました。

 目覚めも良く、朝ご飯も普通に頂き、目覚ましテレビをゆっくりと見られないのが残念ですが、普段通りに仕事を始めました。

 あれ?こんな気分は昔あったなぁ〜。

 妙に清々しい、新鮮な、充実した気持ちです!

 機嫌がいいのかなぁ〜。

 焙煎表を記入して、換気扇、モーターを回し、ガスのチェック、豆の計量、ストレッチ、お湯を沸かして、ミルの掃除、、、、。段取りが進みます。(プライスカード、商品マスター、価格表、HP、豆を入れるビン、準備は前日に終わってます)

 最初の焙煎が始まります。今までの1キロのサンプル焙煎とは違い、3キロ5キロの本番です。火力、焙煎スピード、爆ぜる時間、煎り止めのタイミング等微妙に調整が必要なのでいつもより緊張、集中します。

 そうだ!7年前の開店の朝だ!

 あの時は、前の晩に焙煎して、夜中ハンドピックしてました。気がつくと5時をまわり、お袋が店の電気が点いているので、子どもの時と同じように消し忘れているんだろうとブツブツ云いながら店の扉を開けて、私がいるのでビックリしてました。

 あの時の朝の気分が甦ったのです。なんとも心地良いものです。(7年前はその後の苦闘の暇を予想してませんでした)

 そう云えば、17年前の紅茶の店の開店の日も、多分こんな気持ちだったと思います。(もう思い出すのがつらいほど昔になってしまいました)

 3回目か、、、。

 もう、2度と無い心持ちなのかな〜?
 また、味わえるかな?

 まさか、こんな豆と出会えて、ステップアップ出来るとは思ってませんでした。正直、今までは他の優秀な自家焙煎店のレベルや情報、品質、味作りなど気になったものです。(いい味だな〜、丁寧な仕事だな〜、または、大したこと無いな〜、偉そうにしてるけど不味いな〜、もう時代に追い越されたな〜、なんて)

 それが、毎日国連豆を焙煎して飲んでいると、全く気にならなくなってました。この目の前の生豆をどう焙煎して、お客様に喜んでもらうか、自分のイメージと豆の可能性がどちらが勝るか、そんなことばかり考えてます。

 快適!感謝!

 
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さかもとこーひー