またまた 満を持して、、、。
忙しさにかまけて3回に伸びてしまいましたが、今日は大丈夫です。
イメージが出来あがったら後は実際に試すだけです。と云っても最終的な明確なイメージまではありません。姿は見えても輪郭はおぼろげな感じです。その時々で輪郭の明確さは違いますが、ある程度漠然とした部分を残しておきます。あまりはっきりとイメージを決めつけると、それに固執してプラスアルファの可能性が小さくなります。その予期しないプラスアルファが現れるとドキドキしてきます。
では、初めはボルボン、カーレ、マンデリンを2対1対1の割合で試しました。う〜ん、ダメです。マンデリンの香りがじゃまです。予想はしてましたが、予想通
りバランスが悪いです。これはもうこれ以上追いかけません。
次は、本命のブレンドです。
何故、最初に本命を試さないか?初めの本命で上手くいくと、それ以上他のパターンを試さないからです。(性格の問題です)
ボルボン、カーレ、深煎りキリマンを2対1対1です。おっ!良いんじゃない!心臓がドキドキ、ワクワクしてきました。
いきなりヒットです。まず、飲み易い、バランス良し、コク有り、香りも高く、突出した余計な香りは無い、ボルボンの柔らかな味わいと甘味、ボディが活きている、カーレ、深キリマンは上手く脇にまわっている。
次は、15gで濃い目に淹れました。ますます、好みの味です。柔らかな口当りながらもヘビーユーザーを引きつける濃縮された魅力があります。ウキウキしてきました。
ここで、一晩間をあけます。翌日同じパターンで試して、あとはコーヒーメーカーで淹れたり、3杯分、5杯分で淹れたり、割合を変えたり、次の焙煎の分で試したり、しました。ニコニコです。あまり薄く淹れるとなんてこと無い味かもしれません。
他には常連さんがタイミング良く来ると一緒に試飲したりもしますが、今回は店が忙しくて1、2回しか出来ませんでした。
名前はまだ無い、では可愛そうなので必死に考えました。
「カフェ タブロー」です、どうぞよろしくお見知りおきください。意味は、エチュード(習作)の反対です。絵画、彫刻などの意味もあります。
発売は来月から、値段は960円/200gです。次回のサンプリング倶楽部のコーヒーとして皆さんのご感想を伺います。お楽しみに!
仕事を始めて26年、満を持してのブレンドでした。
「カフェ タブロー」「カフェ エピス」のふたつが私の決め球になりそうです。
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