プロのつぶやき

    週間コーヒーコラム328

バリスタ選手権&シンポジウム

先週は3/11(土)にSCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)のカッピング・セミナーに行き、今週は3/15(水)に臨時休業して、JBC(ジャパンバリスタチャンピョンシップ)の決勝を観戦・・・翌日16日(木)はSCAJの第一回会員シンポジウム「スペシャルティコーヒーに対する取り組みと課題」に行ってきました。なかなか、刺激的な毎日でした。そんなこんなで、今日は僕なりに感じたことをお話ししてみたいと思います。

まず、JBC(ジャパンバリスタチャンピョンシップ)の決勝ですが、東京ビックサイトのホテレスショーのキッチンステージに溢れんばかりに人が集まり、とっても盛り上がりました。バリスタ選手権の注目度を肌で感じました。特に、50才のおじさんから見ると、本当に若い人人人、男女関係無く若い・・・多分普段バリスタとして仕事をしていたり、カフェに関わっているみなさんがほとんどなんでしょう。(僕の20代の頃には無かったイベントであり、ムーブメントだなぁ〜とちょっと羨ましく、ジェラシーを感じました)

そんな勢いが充満するなか、決勝進出の5人の方が15分で、エスプレッソ、カプチーノ、シグニチャードリンクの3種類を4カップづつ淹れて、味覚審査の4名にサービスします。他に技術の審査を2名の方が採点しています。5名ともに緊張感と集中力がビンビン伝わってきますが・・・みなさん素晴らしい技術とサービスで、兎に角楽しく興味深く観戦しました。味は分かりませんが、客席から見ている感じでは甲乙付けがたいレベルの高さが伝わってきました。普段の仕事の素晴らしさを感じました。

そして、あ〜だこ〜だと好き勝手に感心したり、違いを感じたりしながら・・・結果の発表に進み・・・仲間の鹿児島のヴォアラ珈琲のバリスタ竹元俊一さんが優勝!・・・思わず立ち上がりガッツポーズ。いや〜、震えました。目標を持って努力してきた竹元さんに敬意を表します。彼は、焙煎にしても、カッピング、エスプレッソ等全てに熱心に研究してきていますので、一杯のカップに向けた素材〜焙煎、ブレンド〜抽出の一連の流れの素晴らしさが結果に繋がったのでしょう。おめでとうございます!!動いて行く時代を体験できました。

そして、翌3/16(木)はSCAJの第一回会員シンポジウム「スペシャルティコーヒーに対する取り組みと課題」です。120人が満席になって・・・聞く所ではかなり予約段階で溢れた方がいるようです。30分程づつ順番にお話しされたのは・・・(株)サザコーヒー鈴木誉志男氏、(株)珈琲工房HORIGUCHI堀口俊英氏、(有)丸山珈琲丸山健太郎氏、(有)田口珈琲田口護氏の自家焙煎をリードしている4名です。それぞれの立場からのお話しを聞いていて、30年前20年前10年前ここ数年の業界、そしてその頃の自分が浮かんできました。みなさん、僕がそれぞれの時代に影響を受けた方ばかりです。喫茶店での独立を目指して修行をスタートした頃、有名なコーヒー店を巡っていた頃、紅茶の勉強をし紅茶の店で独立した頃、焙煎をスタートした頃、ビーンズショップとして再スタート〜スペシャルティコーヒーに出会い〜今に至っています。

4人の方のお話しをうかがいながら、今迄のコーヒー、これからのコーヒーの魅力を考えていました。その先にはさかもとこーひーの常連さんのお好み、さらに期待に応え、期待を超えるスペシャルティコーヒーの魅力の可能性が常にワンセットになってあります。

さて、日本のコーヒー業界はどこへ向かうのでしょう。スペシャルティコーヒーはどう進んで行くのでしょう。120人の中には大手中小ロースターのみなさん、商社や問屋の関係者のみなさん、顔を見知った自家焙煎店のみなさんと、なんだかコーヒーに関係する個人店レベルから日本を代表する企業レベルまでそろい踏みしている・・・このシンポジウムはなんなんだ!と思ったのです。バリスタ選手権+シンポジウム、さらに先週のカッピングセミナーでの初参加の方々が半数を占めていたことを含めて、エポックメーキングな2006年3月になったんじゃないかと感じたのです。スペシャルティコーヒーの息吹が時代の流れとリンクしてきたみたいですね。

そんな3月、春に向けてのさかもとこーひーお勧めセットです、お楽しみください。

 

【《旬・瞬》カフェCセット】
さかもとこーひー人気一番のセットです。2006年春バージョンで《桜ぼんぼりカフェ》《モカ・イルガチェフェ》《深・モカシダモ》の組み合わせです、お楽しみください。

《桜ぼんぼりカフェ》
《モカ・イルガチェフェ》
《深・モカシダモ》

各250g
2625円(税込み)

 

【モカセット】
透明感あふれる滑らかな味わいと、モカの香りのニュアンスの違いが楽しめます、お勧めします。

《モカ・イルガチェフェ》
《深・モカシダモ》

各250g
1890円(税込み)

 

【深煎りセット】
深煎り好きの常連さん向けに用意したセットです。好評頂いたモカ・シダモを深煎りにした《深・モカシダモ》と残り少なくなってきた《カフェグローリア》の深煎りセットです、お楽しみください。深煎りの色々な魅力を味わえます。(カフェグローリアが終わりに近づいてきました、最後の週になると思います。ご了承ください。)

《深・モカシダモ》
《カフェグローリア》

各250g
1890円(税込み)

 

【3月のニコニコ♪250gお得パック】
華やかな深煎りの魅力が僕の好みです。常連さんからのリピートも目立って多く、裏人気NO1とも云えます。グアテマラ特有のドキドキ惹き付けられる魅力をお楽しみください。(今月は、深煎りセットと合わせる常連さんが多いです)

《グアテマラ・エスペランサ》
840円/250gパック(税込み)

 

【スタートアップAセット】
花のような香りと上品な味わいがお勧めの《モカ・イルガチェフェ》と、親しみやすさと滑らかさ余韻の甘さが魅力的な少し深煎りの《サンタエレナ2》の組み合わせにしました。さかもとこーひー初めての方はこのセットからのご注文が60%くらいになっています、お試しください。

《モカ・イルガチェフェ》
《エルサルバドル・サンタエレナ2》

各250g
1575円(税込み、送料、代金引き換え手数料・無料、さかもとこーひー初めての方限定)

では、また・・・。

 

【3000円以上・送料無料】
たくさんのご要望を頂きありがとうございます。
お引き立てに感謝しています。
*2006年2月1日から3000円以上(コーヒーの金額、税込み)で送料無料となります。
(一応、3月31日迄とさせて頂きます)
これからもよろしくご贔屓にお願いします。

 

【何を買ったら良いのか?お勧めは?その他ご質問等お気軽にメールしてください、お待ちしてます。】

【お願い】
冷凍保存した豆や粉を取り出したら、何よりも直ぐに!!袋を元の冷凍庫に戻してください。
冷凍、解凍の繰り返しは劣化を早めます。ジッパー付き袋をその為に使っています。
(豆は2週間以内でしたら、常温保存をお勧めします。粉は必ず冷凍保存をお願いします。)

《コーヒーはフルーツだ!》

2006年3月19日 坂本・丁寧な暮らし・孝文

 

 
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