プロのつぶやき

    週間コーヒーコラム223

コーヒーの豆

ハートバレンタイン・カフェ&ザンビア・テラノーバ

スッと口溶けの良いチョコレートが好きです。ミルクチョコレート、ビターチョコレート、ガナッシュたっぷりのチョコレートケーキ、チョコレートのアイスクリーム、最近増えてきた高級なショコラ・・・なんでも良いのですが、味と一緒に感じる溶ける感覚が魅力ですよね、そして余韻の香り。その時にラム酒やグランマニエ、コニャックなどが加わっているともっと嬉しいです。

日本中で、そんなチョコレートの家庭内在庫が増える2月になります。さかもとこーひーの『ハートバレンタイン・カフェ』は3年目になりました。毎年、チョコレートに最高の相性の良さを考えてブレンドしています。まず、このバレンタインカフェの為に取っておいたのが、The Best of Panama 2003 の7位《Cafe Ole 農園》です。少し深煎りにした時のきめの細かい滑らかな魅力をブレンドしました。もうひとつ、最初から使おうと思っていたのが《エチオピアブリ》です。クリーンでワイニー、ベリーのようなフルーティさがフレーバーや余韻に奥行きのあるキャラクターを発揮してくれると思ってました。最後は《ザンビア・テラノーバ》こちらは毎年バレンタインカフェに使っていますが・・・なんと、今年は我々の為のスペシャルロットが入荷しました。何がスペシャルロットか?・・・上品さ、クリーンさ、滑らかさ、甘さが更に良くなっていました。

そんな3つの素材を柱に、他の可能性がある素材も用意して、いつものようにカッピンググラスをずらーっと並べて、片っ端からブレンドしてはカッピング、比率を変えてはカッピングの繰り返しです。結局は、最初のイメージの3つで機嫌良く決定しました。

昨日1/30(金)に決めて、今朝1/31(土)普通にカフェプレスで淹れて飲みました。この1年ダイレクトインポートを進めてきて、一歩一歩素材のクオリティアップを図ってきましたが・・・改めて、その効果を実感しました。イメージを越えることができたようです。その、滑らかさ、余韻が1年前の素材では出なかった印象になりました。少しの差ですが・・・とっても嬉しい差になりました。思わず午後からデパートへ行って、女性ばかりのチョコレート売り場で、恥ずかしかったんですが、4種類も5種類も買ってきました。

【ハートバレンタイン・カフェ】(〜2/29迄)

チョコレートと一緒に・・・或いは、バレンタイン・カフェだけでも、そして、アイスクリームと一緒でも、お勧めします。

800円/250gパック(2月のお得パック)

そして、もうひとつ『ザンビア・テラノーバ・スペシャルロット』のご紹介です。ザンビアも3年目、さかもとこーひーの重要なポジションを占めるようになりました。お陰様で、今年は《スペシャルロット》が5本、入荷しました。

期待して、まず去年のテラノーバと全く同じように焙きました。そして、カッピング・・・うん??・・・悪いところはひとつも無い、上品だし、滑らかだし・・・でも、魅力がグッとこない。やばいなぁ〜、と思いながら、カッピングを繰り返します。そういった素材なのか?焙煎の問題か?ロースティングポイントがベストでは無いのか?そして、ロースティングポイントを2℃深くして、再度焙きました。なるほど!上質ながらもきちっとザンビアのキャラクターが魅力になっています。かみさんに「さっきの苦かった?」と聞くと「全然」・・・でも、人によっては少し深めかな?今度は1℃深いロースティングポイントで焙きました。あぁ!良かった、これでバッチリOKです。チョコレート、スパイシーなキャラクターと上品さがきちんとバランス取れました。

【ザンビア・テラノーバ・スペシャルロット】(60キロ×5袋限り)

いつもの、チョコレート、スパイシーが、よりクリーンになって、滑らかさ、上品さ、甘さがスペシャルロットの魅力となっています。

900円/250gパック


【トレジャーズセット】(〜2/29迄)

《ハートバレンタイン・カフェ》250g
《ザンビア・テラノーバ・スペシャルロット》250g

1600円

『ハートバレンタイン・カフェ』は「ハッピーX'マス・ブレンド」や「フォレ・ノワール」「茜ブレンド」「ベラ・ノッテ」好きの方に特にお勧めします。

《ニコニコほのぼのワクワクな、
  《旬・瞬》珈琲をお届けしています♪》

2004年1月31日 坂本・恋はハ〜〜ァト♪・孝文

 

 
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