プロのつぶやき

    週間コーヒーコラム218

ホテルのルームランプ

年忘れコーヒー放談・2

【スペシャルティコーヒー元年】・・・2003年は私にとって大きな節目の年になりました。お陰様で、この数年チャレンジしてきたスペシャルティコーヒーの大きく高いハードル・・・「素材のクオリティアップ」と「焙煎のスキルアップ」・・・をひとつ越えられたと思ってます。まだまだ先は長いですが、このふたつのハードルを越えるのには苦労しています。ダイレクトインポートしかり、焙煎しかり、何をするにも重要な「カッピングのレベルアップ」しかり、地道な毎日の積み重ねしか解決方法は無いようです。

このようにして、目指したクオリティをある程度、手に出来ましたが・・・そこで大切なのは、さかもとこーひーはビーンズショップ、しかも95%を宅配便でお届けしているスペシャルティコーヒー通販専門店ですから・・・みなさんに【僕の目の前にあるカップの魅力】をいかに味わい楽しんでもらえるか!ということです。このテーマにも今年一年、チャレンジしてきました。

もうみなさんご存じの事ですが、さかもとこーひーは【カフェプレス】で淹れるのが一番魅力を味わえます。
「滑らかな口当たり」「華やかで爽やかな香り」「甘く心地よく続く余韻」・・・そのエッセンスはペーパーで濾してしまいますと半減してしまいます。この一年繰り返しお勧めしてきましたが、ありがとうございます!!お陰様で毎月毎月カフェプレスが広まってきました。最近はカフェプレスの仕入れが間に合わないほどです。来年からは製造販売元に別枠でさかもとこーひーの分を輸入してもらえることになりました。しばらく品不足が続きますが、2月3月頃にはしっかり在庫を確保できそうです。さかもとこーひーがお勧めしているボダム社のカフェプレスは、スタバや雑貨屋さんでも販売しているので様々なデザインのカフェプレスを探してみると楽しいですよね。

もうひとつ、大切なのは『挽きたて』ですね。これについては、私結構自信を持っています。さかもとこーひーの常連さんは、兎に角【豆】で買われる方が多いんです。日によっては80%90%のお客様が豆です。
手軽な『プロペラ式ミル』でもOKですから(勿論高性能ミルならベストです)【豆で買って、カフェプレスで淹れる】この簡単で最高の淹れ方を来年もひろめていこうと思ってます。世界中の最高峰の生豆をダイレクトインポートして、豆を挽き、カフェプレスで淹れる・・・スペシャルティコーヒーの理想です。

おっと、まだまだありました、そう焙煎、ブレンドですね。これは僕の職人として腕のふるいどころですね。
お任せください。50を前にして、スタミナに自信が無くなりましたが・・・晩酌を止めて、毎朝6時からの焙煎に向けてコンデションを整えています。毎日カッピング(テイスティング)を繰り返しトレーニングしています。素材が良くなれば良くなるほど、そのポテンシャルを最大に活かす技術と感覚が求められますので・・・日々精進です。職人として、こんなに恵まれた環境で仕事をできるのは・・・さかもとこーひーを必要としてくれる多くの常連さん超常連さんのお陰です。

そこで、今内緒で、準備を進めているんですが・・・これだけ色々とバラエティに富んだ魅力的な素材を手にして、焙煎、ブレンドしてお届けしているんですから・・・それらを手軽に味わい比べられるようにするために、さかもとこーひーの仕組みを少し直そうと思ってます。なかなか一挙には出来ませんが・・・出来ることからひとつひとつ変えていきます。今年は、500gからの発送を承るようにしたり、トレジャーズセットをスタートしたり、送料や代引き手数料を少しですがお安くしたり・・・出来ました。さかもとこーひー開店以来のお約束・・・《もっと美味しく、便利に、お安く》を進めていきます。ご期待ください。

では、今年一年本当にありがとうございました。来年は、《旬・瞬》さかもとこーひーをもっともっと魅力的にして、楽しんでもらおうと思ってます。

また来年お会いしましょう・・・良いお年をお迎えください。


【年末年始のお知らせ】

・12/29(月)が最終受付になります。
(12/30(火)からのご注文は、年明け1/5からの発送になります)

・1/5(月)から通常営業になります。

よろしくお願いします。


《ニコニコほのぼのワクワクな、
  《旬・瞬》珈琲をお届けしています♪》

2003年12月27日 坂本・未年・孝文

 

 
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