深煎り&中煎り、ケニア・ニエリ
2年前の『ケニア・ンディミ』(プロのつぶやき96)でそのシトラスの魅力をご紹介し、更に昨年は『こんな!ケニア』(プロのつぶやき143)で進化したケニアのクオリティを堪能しました。個人的には、今年春のボストン「コパカフェ」でのケニアの凄さに圧倒されました。そのような経験から、我々は、ケニアの可能性を追い求めて・・・ダイレクトインポートにチャレンジして、まずは《キリニャガ》の深煎り&中煎りをお届けしました。
お陰様で、《キリニャガ》(60キロ×2袋)は10月いっぱいできれいに売り切れました、ありがとうございます。残り2袋は【ケニア・ニエリ】の出番です。10/31(金)に深煎り&中煎りを焙煎しました。さっそく31日と今朝11/1と《キリニャガ》《ニエリ》それぞれの深煎り・中煎りを並べてカッピングしました。
《キリニャガ》も《ニエリ》もケニアのトップクオリティですから・・・クリーンカップの素晴らしさ、明るく輝くアシディティの質の素晴らしさは共通してます。では、ふたつのケニアの違いを味わってみましょう。
まずは、『中煎り』から・・・《キリニャガ》は、フレーバーはスィートオレンジで、その甘さとアシディティの魅力のバランスがぴったり合った魅力に仕上げました。そして《ニエリ》です、フレーバーは、〔柑橘系〕から〔ベリー〕〔トロピカルフルーツ〕へと表情を変えていきます・・・その奥には〔チョコレート〕が隠れています。ボディの圧倒的な豊かさが印象的です。キリニャガが繊細で柔らかなイメージですが、ニエリは〔味わいの豊かさ〕〔クリーミーさ〕がフレーバーと一体となって惹きつけます。
次は、みなさんお待ちかねの『深煎り』・・・《キリニャガ》は、シュガリー・砂糖のような甘さが印象的でした。優しい、柔らかな、繊細な、爽やかな甘さです。少し冷めると、す〜っとフルーティさスィートオレンジが顔をのぞかせました。《ニエリ》です、〔甘さ〕〔クリーミーさ〕〔ボディの豊かさ〕に、深煎りにして増した〔トロピカルフルーツ〕のキャラクターと〔明るい爽やかなアシディティ〕甘さと一体になった〔チョコレート〕う〜〜ん、お勧めですね。冷めてからの甘さとフルーティさの絡み合った余韻は何とも云えませんね。満足満足。
サンプルでのブラインドカッピングで、仲間の評価はキリニャガがほんの少し高かったんです、実は。で、サンプルをカッピングした時の自分の記録を見たら、僕はニエリを少し高く評価してます。うん!納得ですね。サンプルローストの時は、クリーンカップでキリニャガが少しリードしてましたが、本焙煎したら全く差が出ません。どちらも素晴らしいクリーンカップだと思います。
「バックボーンがしっかりしている」そんな表現をしますが、この《ニエリ》はまさに骨格のしっかりした香りも味わいも爽やかさに豊かさが加わったトップクオリティのケニアだと思いました。こちらも(60キロ×2袋)のお届けです。では存分にお楽しみください!
【深煎りケニア・ニエリ】
2100円/500gパック
1400円/250gパック
【中煎りケニア・ニエリ】
2100円/500gパック
1400円/250gパック
そして、深煎り大好きなみなさんへ・・・
【トレジャーズセット(3)】
《深煎りニカラグア・アシエンダ》250gパック
《深煎りケニア・ニエリ》250gパック
2400円
10月のさかもとこーひーNO1人気は【トレジャーズセット(3)】でした。
企画した甲斐がありました。ありがとうございます。
【トレジャーズセット(2)】も勿論まだまだOKです。
《深煎りニカラグア・アシエンダ》250gパック
《中煎りニカラグア・アシエンダ》250gパック
2700円
*『COEニカラグア・アシエンダ』69キロ3袋のうち、最後の1袋に入りました。最後の袋を開けるときは、いつもさびしくなりますね。11月いっぱいあるかどうか?毎日コンデション整えて焙煎します。
追伸: 昨晩終電で帰り・・・遅く起きた朝、少しお酒が残っているコンデションで【深煎りケニア・ニエリ】を飲むと・・・穏やかな口当たり、豊かで円やかな余韻が心地よく、元気が出てきました。こういった味わいかたをあんまりしないので、ちょっと新鮮な感覚でしたね。では、また・・・来週。(11/2)
《ニコニコほのぼのワクワクな、
《旬・瞬》珈琲をお届けしています♪》
2003年11月1日 坂本・ケニア・ニエリ・孝文
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