プロのつぶやき

    週間コーヒーコラム177

BRAZIL 2002 CUP OF EXCELLENCE

毎日!《アグア・リンパ》のご感想が届いています

え〜〜っ、こんなに早く!ご感想メールが毎日毎日届いたのは、ほんと、初めてです。だって、3/3(月)から発送スタートしたんですよ。で、最初のご感想メールは、5日(水)でした。まぁ、ご存じのとおり、さかもとこーひーは宅配専門店ですから・・・お届けして・・・受け取って・・・淹れて・・・楽しんで・・・メールする。そんな時間が必要なんですよね。あぁ、それなのに、水・木・金・土と続いている・・・とっても嬉しいメールをご紹介しますね。(そうさせてしまうほどの【アグア・リンパ】の魅力なんですよね)

では、その!最初のメールだった石川県のJさんからご紹介します、どうぞ♪

『こんにちわ。さかもとこーひーの愛飲者の、石川県在住のJと申します。先ほど、注文していたアグア・リンパが届きました。早速、愛用のゴールドフィルターで試飲してみました。試飲した感想を述べる前に・・・・・・アグア・リンパの袋を開けて、メジャーカップで豆を計量・・・と、その時点で、既に、豆から発せられる香気が、ちょっと今までのモノとは違うぞ!という感じがしました。実際に、挽いた豆の香りもちょっと今までと違う。期待して飲んだ感想は・・・。「おいしいなぁー」っていう一言に尽きます。非常に口当たりのよい印象。香りは独特、かつ魅力的。少々冷ますと、また違った香り・・・。それらをひっくるめて、ただ純粋に、「おいしい」の一言に集約されると思います。(表現力が不足しています。 もっとフレーバーなどど具体的に表せたらどれだけよいか…)本当ならば、あれこれしてみたいことがあるのですが、何せ150g。うーん・・・大事に大事に飲ませていただきます。はい。これから、中煎りサマンバイアを試飲します。これにもちょっと期待しています。』

いつも色々とメールをくださいます、Jさんです。アグア・リンパは、本来強烈な魅力を持っているんですが・・・最初の印象は、とってもおだやかなんですね・・・しずかな印象とも云えます。だから、うちのお客様にどのような魅力が届くか?少し心配だったのです。しかも、アグア・リンパのフレーバーやえも云えぬ感触を活かすために・・・少し浅めのロースティングポイントにしたんです。もう少し深めに煎り止めすると・・・すっごいスィートネスが前面にでますから・・・素直に抜群においしいんです。でも・・・それでは僕はちょっと物足りない!浅めに煎り止めた時にでる・・・魅惑的・蠱惑的な妖しいフレーバー・・・ここに1位の魅力が発揮されると・・・勝手にイメージしたんです。どうやら、伝わったようですね。また、メールください。(豆の香り、粉の香り、最初の口当たりのよい印象、香り、冷めてから、それらをひっくるめて・・・素晴らしい表現力ですよ。)

はい、次はMさんです、まださかもとこーひーと出会ったばかりです。でもコーヒーはずいぶんと飲み込んでいるようですよ、では、どうぞ〜。

『Mと申します。先日から立て続けにメールしてしまってすみません。ただ、あまりの衝撃だったもので。。。今届いたアグア・リンパ、お勧めいただいたカフェプレスで淹れて飲みました。衝撃的でした。
何年もコーヒー飲んでいて、こんな衝撃は初めてです。カフェプレス使用に当たって予想していた嫌な味は一切無く、素晴らしい香りと味わいでした。その後ペーパーでも淹れてみましたが、「成分を濾してしまっている」というのがよくわかった気がします。アグア・リンパ、素晴らしかったです。酸味も香りも・・・・。僕的には、高貴で清楚で、手の届かない女性のようなイメージでした。癒されているようで、どこか心乱されるような・・・』

Mさんは、《メールde珈琲塾》も受講していて、その質問や、このご感想で、僕はあっと云う間に親しみを感じています。そして、ついさっきこんなメールも届きました。『追伸:僕のようなドリップ一辺倒の人間をカフェプレス購入に踏み切らせるものは、マスターさかもとの親切丁寧な、「根拠に基づく」文章だと思います。』・・・嬉しいですね〜。カフェプレスなどの金属フィルターの魅力をひろげようとしていますが・・・上手に伝わる方・・・なかなか伝わらない方・・・難しいもんなんです。そういっている僕自身が長年、ドリップのコツをひろめてきているんですからね。自分でひろめてきていて・・・急転回されても、戸惑うのは当たり前ですよね。でも、このアグア・リンパの魅力をあじわい尽くすには、ドリップでは、ちょっと・・・。Mさん、素晴らしい表現、ほんとありがとうございました、これからもよろしくお願いします。

はい、今度のMさんは、浅煎りのアグア・リンパをエスプレッソで試してくれました、どうぞ!

『茨城在住のMです。アグア・リンパ、早速いただきました。まずは、エスプレッソで一杯。試しに、砂糖を入れずに一口…、全く苦くない!そして、いつも通り砂糖を入れて堪能。ただただ、ひたすら円やか。まさにデザートという感じです。それでいて、砂糖の甘みに負けない、何ともいえない素晴らしいフレーバーが口の中を駆け巡っていきました。次に、プレスで一杯。口に含んだ瞬間、さわやかな甘み、香りが口の中いっぱいに広がります。その後も、円やかさ・爽やかさがいつまでも残って、まったりとした気分が味わえます。もう、文句のつけようのない味ですね。いつもの《旬・瞬》と比べて約3倍の価格に、少し躊躇しましたが、チャレンジして大正解でした。ただ、美味しくってどんどん飲んでしまうので、1パック150gがあっという間に無くなりそうなのが唯一の悩みです。これを飲んで、いっぺんにブラジルのファンになりました。一緒に購入したサマンバイア、まだ未開封ですが、こちらも楽しみです。元々「酸っぱくない」「後味すっきり」「冷めても美味しい」コーヒーなら何でもよかったんですが、どんどん深みにはまっていきそうです…。』

僕が、エスプレッソに求めている魅力を感じ取ってくれたMさんです。本場イタリアスタイル、人気のシアトルスタイル・・・などエスプレッソの魅力がありますね。勿論、それぞれ素晴らしいと思いますが・・・エスプレッソの他には無い特徴を、スペシャルティコーヒーで考えると・・・深煎り、中煎り、浅煎り、関係無くなってしまうんです。そんな浅煎りエスプレッソの魅力を、頂点アグア・リンパで堪能しているMさんですね。そして、続けて届いたMさんのメールです。

『先日、感想をお送りしたMです。アグア・リンパ、相変わらずガブガブ飲んでます。このペースだと、週明けには無くなりそうです…。《 エスプレッソでも、素晴らしいと思います。 浅煎りにはいるロースティングポイントなんですけどね。》そう言われてみると確かに、いつものより酸味を感じますね。といっても、嫌な酸っぱさじゃない、これがアシディティって奴なんでしょうか。エスプレッソ初心者だった頃、他の店の中煎りで淹れて大失敗(酸味で台無し)した経験もあり、「エスプレッソ=深煎り」のイメージが強かったんですが、さかもとこーひーの中(浅)煎りは全然イケますね。どうやら、僕がコーヒーに求めるものは「爽やかさ」の様なので、これからは中煎りをいろいろ試していきたいです。深煎りの円やかさも捨てがたいですが…。丁度、サマンバイアの中煎り・深煎りが手元にあるので、それぞれの良さを飲み比べてみたいと思います。』

アグア・リンパの素晴らしさはさておき、サマンバイアがまたすっごいんです。ここまでとは、昨年のサンプルカッピングでは感じ取っていませんでした。そのクリーンなこと、スィートさ、マウスフィールの心地よさ・・・群を抜いています。カンブライアさんが、いかに情熱を込めて、丁寧に摘み取り精選したか!一粒一粒の豆が饒舌に語っています。

このようなエスプレッソの魅力は・・・スペシャルティコーヒーの基本である・・・クリーンカップ、アシディティのクオリティが最高レベルで無いと楽しめないんですね。そんなサマンバイアはあっと云う間に1袋60kg使ってしまいました。でも、あと9袋あるので、まだまだたくさん楽しめます。Mさん、どうもありがとうございました。

まだまだ、続きます、Uさんです。

『坂本様、こんにちは。美味しいコーヒーを送っていただきありがとうございました。で、飲んでの感想です。
*深煎りコーヒー豆の発見、これまで、苦いのが苦手で、深煎り=苦い=まずい という先入観から深煎り
 を避けていました。ところが、さかもとさんのコーヒーを飲んで、そうじゃないことを知りました。深煎り
 は苦いけどその苦味が=旨み=そしてさわやかな・・・不思議ですね口当たりがいいんです。いやな後口が
 残らないんですよ。もちろん豆がいいからそうなるんでしょうけど。これまで浅煎りで飲むことが多かった
 のですが、どうもそれでは豆本来の味が引き出されてなかったと思いました。深煎りにすれば、良い豆はよ
 り良く、悪い豆はより悪くなるような気がしました。
*金属フィルター、いいものを購入させていただきました。これはいい!!!!!同じ豆を、ペーパーと金属
 フィルターで淹れたのと、こんなにも違うのか と驚いてしまいました。金属フィルターの場合カップの底
 に微粉が残りペーパーなら漉されて落ちてきません。普通考えたら、金属のほうが苦味があるしつこい味に
 なるはずが、さっぱりしているんですね。さかもとさんが書いていらっしゃる、オイルのせいかもしれませ
 んね。
*困ったこと、さかもとさんのコーヒーを飲むようになって、困ったことができました。喫茶店や自動販売機
 のコーヒーが飲めなくなってしまったんですね。本物を知ると困ったことも出てきますね(笑)』

深煎りコーヒーの魅力、金属フィルターの魅力・・・僕が毎日親しんでいる目の前のコーヒーの魅力が、Uさんにも届いたようです。スペシャルティな豆でも、それぞれ、深煎りに向いているもの、中煎りに向いているもの、キャラクターがありますね。さかもとこーひーの素材は、この1年でずいぶんと満足のいくレベルになってきました。もう少しで、2年前に目指していたクオリティに全てアップできると思います。ご期待ください!新しく出会ったスペシャルティな素材レベルを活かす為に、焙煎もカッピングも、必死にトレーニングして約2年・・・2年経つとどうやらあきらかにステップアップしたことが実感できるようになりました。職人は毎日の繰り返しが宝ですね。

最後になりました、Tさんです。

『こんにちは。2回目の注文になります。前回、2月の「《旬・瞬》カフェセット」を注文させて頂いたのですが、口ベタなので上手く表現できないのですが…本当においしかったです!!「ザンビア・テラノーバ」のちょっと独特の個性のあるフレーバーもすごく好みでした。普段カフェオレでしかコーヒーを飲まないのですが、さかもとこーひー様の豆でいれたコーヒーは何も入れないで一杯、カフェオレにして一杯と楽しませて頂きました。これからも、おいしいコーヒー豆を是非よろしくお願いします。頑張って下さい!』

Tさん、どうもありがとうございました。こんな出会いがひろまることが大きなよろこびです。スペシャルティコーヒーの魅力は・・・こんな《ニコニコほのぼのワクワクな時》をもたらしてくれるんですね。今週はふらふらになりましたが・・・嬉しいメールひとつですっかり元気になりました、ありがとうございます。

では、また、来週。

《ニコニコほのぼのワクワクな、
  《旬・瞬》珈琲をお届けしています♪》

 

2003年3月8日 坂本・seed to cup・孝文

 

 
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