金属フィルター普及委員会
【金属フィルター普及委員会】より緊急お知らせです。
こんにちは、《金属フィルター普及委員》に就任した坂本です。 どうぞ、よろしくお願いします。
先週の「プロのつぶやき・2002年珈琲の旅・岐阜」で、《ペーパーフィルター》と《金属フィルター》の比較について、書きましたが・・・長年、ネルドリップやペーパードリップが浸透してきた中(僕も20年以上ドリップ一筋でしたが・・・。)《金属フィルター》の普及は、そう簡単では無いことを実感しています。
そこで、せめて、《旬・瞬》さかもとこーひーの魅力を、語っている私としては・・・その魅力を感じているのは、ブラジル式カッピング(カッピンググラスに粉を入れて、お湯を注ぎます)や金属フィルターで淹れたコーヒーなんですから・・・ここで金属フィルターの普及に手を抜いてはいけないと・・・反省しました。
で、あらためて、たった今さっき、『ソロフィルター』と『カフェプレス』で淹れて・・・確認してきました。
- ともに、僕の愛用マグカップ250cc、1杯分です。
*『ソロフィルター』・・・10g(中挽き)の粉を本体に入れて、平らにならします(軽く揺すればOKです)。
- 内蓋をセットし、カップの上にのせます。
- 熱湯(僕は沸き立て位の熱いお湯を使います)を、内蓋の口一杯に注ぎます。
- 約3分前後で落ちきります。(遅い場合は、内蓋を少し持ち上げて、空気を入れると、落ちが早くなります)
- コーヒーをスプーンで軽く混ぜて、上と下の濃さを均一にして、楽勝に簡単で、ひとり暮らしの味方です。
*『カフェプレス』・・・10g(中挽き)の粉をポットに入れます。
- 熱湯(僕は沸き立て位の熱いお湯を使います)を、分量注ぎます。
- ひとり分の時は・・・軽く揺すって粉にお湯を馴染ませてます。ふたり分以上の時は、スプーンで軽く混ぜてます。
- フタをセットして、3〜4分蒸らします。
- フタの注ぎ口を外側に向けて・・・つまみをゆっくり押し下げます。
- 豊かな香りと甘〜く続く余韻はプレスから・・・ゴールドフィルターと共に、笑っちゃう位美味しいんです。
*そして、おまけで、『ミルクホィッパー』・・・ガラスポットの《MAX》線まで、60〜70℃に温めた牛乳を入れます。
- フタの開口部をハンドル側に合わせて、セットします。
- ハンドルを持って、フタを押さえてホイップレバーを上下に約30秒間カシャカシャ動かして泡立てます。
- フタを外して少し待つと、泡立ちを整えられます。
- 冷たい牛乳でも、滑らかでクリーミーなミルクになります。
- カプチーノ、ラテに、アイスで、ホットでお楽しみください。
え〜〜っ、ということで、『ソロフィルター』と『カフェプレス』で淹れた、マグカップが並んでいます。
えっ? なんですか?? 粉の量が少ない???・・・そうですね、たった10gでマグカップたっぷり250cc淹れられますね。 薄くないですよ・・・濃いめが好きな僕が、まったく薄く感じませんからね。 勿論、濃い薄いはお好みですから・・・もっと濃くしても、薄くしても構いませんよ。 カフェプレスは4〜5人用ですが、250ccのマグカップですと、2人用ですね。 20gで500ccですから・・・結構お徳用です。(ただし、《旬・瞬》さかもとこーひーの話しです・・・他の店のコーヒーだと何グラムが良いか?分かりません)
・では、比べてみましょう。
『ソロフィルター』は、結構透明で粉っぽさも気にならない位です。 『カフェプレス』は、ココアのように透明感はありません・・・僕には、この不透明さが美味しそうに感じてしまいますが・・・。
味は・・・『ソロフィルター』のほうが、スッキリ感がありますね、しかし、『カフェプレス』の味が濁っているかというと、全くそんなことはありません。 より、豊かで、芳醇で、なによりも、スィートネス甘さが良く出ています。 オイル分が関係しているんでしょう・・・余韻も滑らかで心地よいです。
僕は、『カフェプレス』の方が好みですが・・・最初は『ソロフィルター』から試した方が、良いかもしれません。 ペーパーフィルターと比べると、違いが良くわかると思います。
そうそう、『ソロフィルター』でも『カフェプレス』でも、お湯の温度や粉の量他、ドリップのように様々に試してみるのも楽しいと思います。
抽出による違いに興味がある方は、折角ですから・・・ドリップと金属フィルターの違いや、《旬・瞬》さかもとこーひーとその他のコーヒーの違いを探ってみては如何でしょう?
その結果などお教えください・・・楽しみに待ってます。
『カフェプレス』でも、最初に少量のお湯で蒸らして・・・時間がきてから、お湯を足したり・・・お湯を入れて、時間を待って、そのままプレスするだけの人もいます・・・まだまだ可能性がありそうですね。
【ここから先は、金属フィルター他の器具のご案内です。】
【《旬・瞬》さかもとこーひー】おすすめのツールです。
★ゴールドフィルター「スイス・エルフォ社ワンカップ用」
お湯を注いで待つだけ、マグカップ用金属フィルター、おすすめです。楽勝に簡単で、ひとり暮らしの味方です。
(1540円)
★カフェプレス「ボダム4〜5杯用600cc」
豊かな香りと甘〜く続く余韻はプレスから。ゴールドフィルターと共に、笑っちゃう位美味しいんです。
(2240円)
★電動ミル「カリタCM50」
まずは、挽きたてが一番のポイントです。
(3500円)
★ミルクホィッパー「ボダム社250cc」
かしゃかしゃ、簡単にカプチーノ用の泡泡ミルクができます。
(1920円)
・器具だけではご注文を受けられません。
コーヒー(750g以上)とご一緒にお願いします。(恐縮ですが・・・送料他でませんので・・・。)
・オーダーフォームの場合は、《連絡欄》に書いて、ご注文してください。
では、また、来週。
《ニコニコほのぼのワクワクな、
《旬・瞬》珈琲をお届けしています♪》
2002年7月28日 坂本・カフェオイル・孝文
|