プロのつぶやき

    週間コーヒーコラム143

遊園地

《こんな!ケニア》が、ありました♪

 どきどき、しながら・・・10gの豆をミルで挽きました。 その瞬間から、香りに神経を集中します。 カッピンググラスに受けて・・・鼻を近づけます。 はぁ〜〜〜、これかぁ〜〜〜! 一点のくもりも無い、すぅ〜〜〜っと心地よさだけを感じるフレーバーです・・・まるで、上質なエッセンシャルオイルかと思ってしまいます。 ほんと、流行りのアロマセラピーになりますね・・・爽快感が印象的です。

 突然、手に入ったケニアの第1回目のテストローストのカッピングです。

 では、具体的に、香りを取ってみましょう。

  • まずは・・・シトラスですね、おだやかに爽やかに、しかし、しっかりと香ります。強烈という感じでは無いですね。
  • 次は・・・何か艶っぽい艶やかなフレーバーですね・・・そうそう、レッドカラントのようです。 香りのキットですと、レッドカラントジェリーとティーローズが同じですが・・・ローズまでは感じませんでした。
  • 落ち着くと・・・これは、アプリコットかな? シトラスのシャープな印象とレッドカラントやアプリコットのフルーティさが出会って、滑らかな艶やかな印象を感じました。

 早速、お湯を注いで・・・味わってみます。

  • 透明感が素晴らしいですね・・・クリーンカップです。 後味の印象もとても綺麗です。
  • 飲み込んだその瞬間から、サッと消えてしまいました。 後には・・・シトラスの香りと美味しいなぁ〜と云う感覚だけが、心地よく余韻となって続いています。
  • あれ? どんな味わいだったんだろう?・・・うっかり感じ取れませんでした。 もう1回、シュパーと吸い込んでみます。 液体の香りは・・・華やかなシトラスが印象的ですね。 味は綺麗に自然に流れ込んでいき・・・消えていきます。 う〜〜〜ん、ほ〜〜〜、ボディ、スィートネス、アシディティ・・・上品で穏やかです。 少し冷めてくると・・・質の良いスィートネス甘さとアシディティ爽やかさが絡まって、フレーバーはオレンジに変わってきます、そして、ただただ心地よさを演出しています。

 そして、翌朝・・・第2回目の焙煎です。 1回目の進行は、とっても上手くいって・・・思い通りに、0.1分6秒のくるいも無く進みました。 後は、ロースティングポイントの調整です。

 第1回目で感じ取った、キャラクターを、もっともっと、活かすには・・・さぁ! どうしましょう?

 透明感と爽やかさが印象的です、シトラスやベリーが迫ってくるフルーティさも、華やかさ煌めき、前面にだしたいですね・・・。

 焙煎が終了すると、すぐ、カッピングして・・・よしよし・・・では、コーヒーメーカーで淹れてみようかな?

 お昼にさっそく、愛用のブラウンコーヒーメーカーで、少し薄めに淹れました。

 ちょうど、お客様から頂いた、チョコチップクッキーがありました。いいですね〜〜〜。 クッキーの軽さとバッチリマッチングしてます。 チョコチップもアクセントになって・・・ニコニコですね。

 他にはどんなお菓子と一緒が良いかな〜〜? フレッシュチーズのケーキはすぐ浮かびますね、イチゴや洋なし、ベリーなどなどフルーツたっぷりのタルトも美味しそうです。 チョコならムースタイプの軽めのケーキが季節柄おすすめでしょう。 さくさく、軽いパイも勿論合いますね。 あんまり濃くするよりも薄めが、よさそうですよ。

 あぁ! そうそう、休日のお昼に、デニッシュを一緒に食べたいなぁ〜〜。 木陰で、気合いの入った味わい豊かなデニッシュ・・・フルーツやチーズが乗っていてね、そして、《こんな!ケニア》を何杯もお代わりしてね。

 僕はケーキよりも、デニッシュだな!・・・その後はゆっくり昼寝ですね。 今週は、岐阜まで珈琲の旅ですから・・・来週の土日かな?

 そんな、《こんな!ケニア》は、じつは、偶然、友人からの情報で、手に入りました。 詳しいことは教えてもらってません・・・残念ですけど・・・。

 ただ、この1年経験してきた素晴らしいケニアたち・・・そんなトップクオリティのケニアを色あせさせた・・・《こんな!ケニア》です。

2100円/500gパック
1400円/250gパック

 60kg×3袋ですが・・・無くなるまで、一緒に楽しみましょう。 さかもとこーひーに突然訪れた《夏のプレゼント》です。

 そうそう、僕は最近、47才になりました・・・運がいいですね。

 では、ご注文のメール、楽しみに待ってます♪
 

《ニコニコほのぼのワクワクな、
  《旬・瞬》珈琲をお届けしています♪》

 

2002年7月12日 坂本・こんな!ケニア・孝文

 
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