プロのつぶやき

    週間コーヒーコラム110

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ベラ・ノッテとミルクの相性

 日に日に冷え込んできて、月も星も輝き出しました♪

 そんなベラ・ノッテですが・・・今朝、毎日恒例のカッピングをしようと思っていて、さぁ、今日はなにからいこうかな?・・・あっ、そうだ、ダニランディアがミルクを入れるととても美味しいカフェオーレになったな。 じゃぁ、ベラ・ノッテはどうかな?

 そうだ、紅茶はミルクを入れてテイスティングをするんだから、コーヒーのカッピングもミルクを入れてしてみようかな? と、なりました(へへ)(そうなんです、もう、20年以上前になりますが、スリランカはコロンボ市のリプトン紅茶を見学したときです。 テイスティングルームにお邪魔しました。 そこでは、ミルクを入れた状態で、水色(お茶の色)も味もテイスティングしていたんです。)

 まず、《ダニランディア》と《ベラ・ノッテ》をいつものようにカッピングしました。 そしてミルクを用意して(我が家は生活クラブの低温殺菌瓶入り牛乳です)いよいよ、ミルクとの相性をみます。 ダニランディア・・・相変わらずの美味しさです、ミルクを入れると円やかさが際だち、スペシャルティコーヒーの特徴である、ミルクとの相性の良さが本当に実感できます。

 これは、高地産の質の良いアシディティの特徴で、カプチーノやラテにしたときに、後味の良さ、切れの良さに如実にでます。 スタバのことを、ミルクを売っている店だ、などど酷いことを云う方々がいますが、じつは低地産のノーアシディティの素材や完熟度合いの悪い素材を使うと、ミルクと合わせた時に後味の悪さ切れの悪さが全面に出てしまうんです。 だからカプチーノやラテをさりげなく美味しく提供するには、素材がスペシャルティで焙煎もきちんとしていることがとても大切なんですね!

 そんなことがありますから、トップクラスのスペシャルティであるグアテマラ・ダニランディアがミルクと相性が抜群なのは当然です。

 そして・・・ベラ・ノッテです。 これには、ダニランディアにケニア・ンディミ、深煎りデルカゴがブレンドされてます。 予想されることは、ケニアのシトロンの香りと印象的なアシディティがどう影響するか? そこですね!

 で、カッピングしました・・・そ、そこには別世界が現れました〜♪ 良い意味で予想を裏切られました。 爽やかな味わいが際だち、取りわけ、香りが印象的です。 シトロンの香りがきれいに! きれいに! 余韻として続きます。

 ここから先はみなさんご自身で実際にお試し下さい。 あっ、高温殺菌牛乳ではまだ試してませんが・・・それでも美味しいと思います。

 もう、夜中の2時になりそうです。 眠くなりました、では、失礼します。 今度はベラ・ノッテでカプチーノを試してみよう♪

2001年11月4日 坂本・低温殺菌・孝文

 
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