伊予柑の皮の砂糖煮
●エピソード、、、何時の頃から我家で作り始めたか?お店で売り物にしたことはありません。コーヒーに一番合うと思っている大好きなお菓子とも 云えない、お菓子です。
実は、もう半年もの長い間、アップ出来なかったこのケーキブックですが、人気があるのが判明しました。そんな冬の夜、みんなで伊予柑を食べていて、そうだ!砂糖煮を作って、アップしよう!で、かみさんに頼っちゃいました。僕は写真をとって、今書いているだけです。
Gフルーツ、夏蜜柑、甘夏、日向夏、、、、なんでも柑橘系ならOKです。
お菓子なんて作ったことのコーヒー好きな男性!手間が少しかかりますが、材料も器具もテクニックも必要無し!チャレンジしたら、思ってた13倍?以上の美味しさが待ってます。
深煎りのコーヒーと一口毎に幸せが訪れます。
●材料
- 伊予柑の皮(3ケ分、300g位)、Gフルーツでも甘夏でも手近なものでどうぞ。
- 水 20〜30cc
- グラニュー糖 400g(皮の1.3倍位)
●手順
- 伊予柑の皮の外側の黄色い部分を薄く剥きとります。白い綿のような部分を使います。その白い綿のような部分を三日月形に切ります。
- 次はあく抜きです。ボールに熱湯と三日月に切った皮を入れて3分、冷水に代えて3分。必ず、常に熱湯と冷水に漬けます。
- これを3回繰り返します。
- 最後に冷水に漬けて、一晩置きます。(ここが、ちょっと面倒ですが、必ず報われます)
- 分量の砂糖の3分の1と分量の水を鍋に入れて、弱火で煮詰めます。
- スプーンですくって、少し糸を引く位になったら、皮の水をきって加え、蓋をして、とろ火で煮ます。
- お箸やスプーンは使いません。鍋をゆすって、煮て行きます。
- 煮詰ったら、次の3分の1の砂糖を加えて、更に静かに蓋をして、煮て行きます。さし水はしないで!蓋の水滴は鍋の中に戻します。
- 最後は残りの砂糖を加えて、今度は蓋を取り、汁気が無くなるまで、仕上げ煮します。鍋をゆすりながら、カラカラになるまで煮詰めます。
- もう少し、、、で完成です。お皿にグラニュー糖を入れて、煮上がった皮をお箸で取りだし、手早く、熱いうちに砂糖をまぶしつけます。別皿に取って、冷まします。お疲れ様でした。
- 長く保存する時は、最後の砂糖を多めにして、固く仕上げ、瓶に入れます。
●ポイント
- きちんと晒すこと。
- 鍋をゆすって煮詰めること。
- 柔かめ、固めはお好みで。
●良く合う飲み物、、、なんて云っても、深煎りのコーヒー! 特に、今日発売の「アトムの子」には最高です。 一切れでコーヒー1杯いけます。コーヒーの香ばしさ、砂糖煮の柑橘の香り、円やかな苦味、ひそやかな酸味、コーヒーの甘味、砂糖煮の甘味、一瞬一瞬、次から次に、美味しさと香りが現れます。 そして、最後には5分10分20分と余韻が残ってます。 今日感じたのは、オレンジのリキュールの香り。 そう、グランマニエというよりもコアントローの香りです。
残った砂糖にも良い香りがついてます。 お菓子にもどうぞ、コーヒーにお砂糖をいれる方はこのお砂糖を入れると、ちょっと新鮮な味になります。
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