ニカラグアで印象的だったこと!
桜の季節ですが、寒い日が続いてますね。まぁ、毎年のことで…風が吹いて、もう一度寒さが通り過ぎれば春真っ盛りです。いつの間にか朝6時前の通勤時に明るくなっているので、気持ち良いです。
先週の日月と昨日の土曜日に「切り絵展覧会」とコラボした「いまでやカフェ」の企画で、長年僕の晩酌用お酒を買っているいまでやさんのパーティールームでこーひー淹れてきました。木村さんの切り絵が懐かしさとポップさが相まってとっても魅力的でした。色のついた切り絵は、むら染めの和紙から使いたい色の部分をひろって裏から当てているそうです。うちの常連さんが何人も来てくれて…ひと時カフェのマスターになってました。
先週の土曜日はサンク・オ・ピエの9周年記念コースを愉しむワイン会で…まぁ、最初から最後まで僕の好みの連続なんですが…「オマール海老のコンソメ」の驚く程の透明さと豊かなコク、口の真ん中からふわ〜っと上がってくるオマールの香り、プリッと心地よいオマールの身とご機嫌で…帰り道に、ワイン会を主催してくれているKさんと…「強さが売りじゃない、透明な中のあれがコクってもんでしょう!」とお互い納得してました。
で、「メインのエイヒレとキャベツのシェリーヴィネガー風味ベルナール・パコー風」は…20年近く前に「月刊専門料理」で当時二ツ星から三ツ星に昇っていく時のベルナール・パコー氏の記事を読んでからどんな味わいなんだろうと思っていた料理の再現で…強烈な酸味とバターの乳化で現れる円やかで切れの良い、次のひと口を誘う魅力に黙ってしまいました。
その次は、「エゾ鹿とフォアグラのトリュフ風味、ロッシーニ風」…まぁ、こういった料理はシェフの名人芸のひとつで…いつもながらの見事な乾熱調理です。鹿肉の色を見た瞬間に素晴らしい火入れが分かります。シェフも「これ、やばいでしょう」って言ってた位の会心の火加減でした。鹿肉のしっとりとした繊細でシルキーな触感は、仕上がりのイメージを目指した生で無く焼きすぎない微妙な火のコントロールの成果ですね。
そして…ヴァローナのショコラを使ったフォンダンショコラとシャーベットに合わせた「サンク・オ・ピエ9周年ブレンド」です。実際の「9周年記念コース」の最後にどういった印象になるか?…。このブレンドだけで飲むと、グアテマラ・エルインフェルトとコスタリカCOEサンティアゴのブレンドですから…口当たりは柔らかいものの、こーひー自体にはかなりパワーがあります。シェフから評価は頂いていたものの…コースの最後としてはどうなのか?この日を待っていました。
このフォンダンショコラ自体がかなり濃厚な魅力で…そこにシャーベットが合わさって、コクと爽やかさが渾然一体に快感を呼び…フランボワーズソースでさらにアクセントが加わり…そんな口一杯の状況にバランス良いこーひーと果たしてなっているか?
こればっかりは実際に体験しないと確信が持てませんでした。そして、その結果は?…なかなかだっと思います。素晴らしい料理やワイン、デザートと一体となるこーひーには…酸のクオリティが不可欠です。トップスペシャルティコーヒーの持つ…土壌、気候、理想的に完熟の実を揃え収穫し、さらに精選技術の高さによる…クオリティの高い酸と甘さを持った素材を、どうイメージして焙煎、ブレンドするか。
普段は、常連さんの日常の暮らしをイメージした魅力作りをしていますが…こーひーの可能性のひとつとして…フレンチの食後をより豊かに魅力的にできるようなこーひー作りに一歩一歩進んでいけて…職人冥利に尽きます。(どんなに素晴らしいエスプレッソでもひと口ふた口ではフレンチの食後として…ワインや料理の流れからの余韻をより豊かにするにはどうなんだろうと疑問を持っています。)
そんなこんなで…「ニカラグアで印象的だったこと」を書こうと思ったのですが…長くなってしまいました。「ニカラグア・カサブランカ農園」「ニカラグア・パカマラ」を生産してくれているセルヒオさんの非常にクリエイティビティを感じる印象的なチャレンジを紹介しようと思ってます。
スペシャルティコーヒーの生産の基本からスタートし、そこからの仮説をたて実践し検証を繰り返す取り組みには、正直驚きました。朝6時に出発して…非常に険しい山道を1時間半…途中松から植生が替わり…急斜面、絶壁の中四駆の後ろ座席で揺られ続け…新しく買った一番標高の高いEmbassy農園に到着し…その後のウエットミルとドライミル(精選処理)…最後のカッピングは…1.グリーンセパレーターで浮いた豆…2.パルパーを通った豆…3.グリーンセパレーター後のサイフォンで浮いた軽い豆…4.アフリカンベットでハンドピックされた豆…5.アフリカンベット後のトップスペシャルティコーヒー…6.ニカラグアの通常のプロセスの豆…と工程毎に分けたサンプルが待っていました。
僕のメモには…「生産者の非常にクリエイティブな仮説検証」とあります。次回、その辺をご紹介します、お楽しみに♪
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*グループでのご注文の際は、人数をお知らせください。
メニュー小分け袋等、人数分同封いたします。
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4月のさかもとこーひー人気のセットのご紹介です。お楽しみください。(手さげギフト袋、小1-2個用、大3-4個用、無料))
【4月のニコニコ♪250gお得パック】
春向けのベラ・ノッテ…6年目の「ミモザカフェ」です。ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています。明るい素直な親しみやすい感じです。春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。
《★ミモザカフェ》1050円/250g(税込み)
【新企画・選べるSセット】
以下の5種類から、3袋以上で、 セット価格、1000円/250gになります。 (同じ豆でもOK、各250g)
グループでのご注文の際は、人数をお知らせください。メニュー等、人数分同封いたします。ギフトにもご利用しやすいと思います。手さげ袋ギフトラッピング(小1〜2個用、大3〜4個用、無料)もご利用ください。分かりにくい点ご質問等ありましたら、お気軽にお尋ねください。
《ブラジル・カクェンジ》
《モクレン》
《桜ぼんぼりカフェ》
《ミモザカフェ》
《マンデリン》
【《旬・瞬》カフェCセット】250g×3袋
毎月さかもとこーひーの一番人気のセットです。お楽しみください。
《ブラジル・カクェンジ》
《モクレン》
《桜ぼんぼりカフェ》
3000円(税込み)
【トレジャーズセット】250g×3袋
さかもとこーひーのお宝コーヒーセットです。常連さんにリクエストに応えて、3袋セットにリニューアルしました、お楽しみください。
《ボリビアCOEカフェフロル》
《コスタリカCOEサンティアゴ》
《ニカラグア・ブエノスアイレス》
4200円(税込み)
【定番Bセット】250g×3袋
定番深煎りこーひー2つに、《旬・瞬》な深煎りこーひー1つの組み合わせで、毎月内容を変えていきます。
《★マンデリン》
《★茜ブレンド》
《★カフェタブロー》
3000円(税込み)
【四季のセット】250g×2袋
じょじょにファンが増えている「四季のセット」です。
《ボリビアCOEカフェフロル》
《コスタリカCOEサンティアゴ》
3150円(税込み
【ジョイセット】100g×5袋
お陰さまでご好評頂いてすっかり定着したジョイセット春爛漫バージョンです。さかもとこーひーの何がお好みか判らない方やギフトで先方のお好みが判らない等、迷った時にこの「ジョイセット」を選ばれることも多いようです。
「うちは量はそれほど飲めないんだけども、色々なこーひーを楽しみたいのね。それで、いつも何を頼もうか悩んでしまうの!」…そんな声を今迄たくさん頂いてきました。[いい感じの苦味系]と[軽やか系]に分けて、それぞれのお好みに合うよう新しいこーひーを毎月出して、セットにしてきましたが…でも、全部頼もうとすると量が多くなってしまう…そんなみなさんの声にお応えします。
その時の《旬・瞬》なお勧めこーひー100gを5種類、セットにしました。(手さげギフト袋(小1-2個用、大3-4個用、無料))
《ボリビアCOEカフェフロル》
《コスタリカCOEサンティアゴ》
《ブラジル・カクェンジ》
《モクレン》
《ニカラグア・ブエノスアイレス》
3150円(税込み)
・・・はじめてのさかもとこーひー(通販専用)・・・
【はじめてのAセット】250g×2袋
さかもとこーひーはじめての方向けのセットです。「welcome to マイリビング」は、さかもとこーひー入門編のブレンドとしてイメージしました。滑らかな口当たりで苦味や酸味が苦手な方でも親しみ易いと思います。深煎りエルサルバドルをメインに四季によってアクセントの豆を代えていきます。さかもとこーひーの完熟豆特有の爽やかな香り、円やかで甘い味わいをお楽しみください。そして、もうひとつはその月最高の豆を加えてセットにします。親しみ易い「welcome to マイリビング」とその月最高の豆の組み合わせでお楽しみください。
《ボリビアCOEカフェフロル》
《welcome to マイリビング》
2800円(税込み、送料、代金引き換え手数料・無料、さかもとこーひー初めての方限定、ギフトはご遠慮ください。)
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では、また・・・。
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*要注意!…さかもとこーひーのコツは…
[挽きは細かく]
[粉の量は少なく]…です!
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手さげラッピング
(大3〜4個用、小1〜2個用、無料)がご好評です。
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【毎月お届けコース】
お届けの量やご予算、お好み等お知らせください。勿論セットでも大丈夫です。セットにプラスしても大丈夫です。価格、送料等は通常のお届けと同じです。(最初はメールでご相談してください)
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いつでも♪《3000円以上(コーヒー)で送料無料!》
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《【代金引換】手数料無料!》
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クール便(冷蔵、210円)ご希望の方は、連絡欄でお申し付けください。
【何を買ったら良いのか?お勧めは?その他ご質問等お気軽にメールしてください、お待ちしてます。】
【お願い】
冷凍保存した豆や粉を取り出したら、何よりも直ぐに!!袋を元の冷凍庫に戻してください。
冷凍、解凍の繰り返しは劣化を早めます。ジッパー付き袋をその為に使っています。
(豆は2週間以内でしたら、常温保存をお勧めします。粉は必ず冷凍保存をお願いします。)
《コーヒーはフルーツだ!》
2010年3月28日 坂本・丁寧な暮らし・孝文
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